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資本市場クォータリー 2009年冬号
ゼネラル・エレクトリックによる四半期ガイダンスの中止
吉川 浩史
要約
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  1. 2008年12月、GEは翌四半期及び翌年の一株当たり利益(EPS)の予想(ガイダンス)を中止した。背景には、業績悪化によるEPS予想の下方修正が株価下落を招いていることや、EPSの前年度比プラス成長を達成できないことがあるといわれている。代わって、今回より"operating framework"というセグメントごとの利益見通しが発表される。
  2. ガイダンスとは、企業が投資家向けに発表するEPS等の財務指標に関する予想である。過去数年、ガイダンス実施企業は減少傾向にあり、コカ・コーラやデルといった著名な米国企業も四半期ガイダンスを中止している。
  3. 四半期ガイダンスをめぐっては、投資家の業績判断を容易にすると共に経営陣を規律付けるという利点と、経営陣に近視眼的な経営を促すという欠点とが議論されてきた。短期目標の四半期ガイダンスに反対の立場をとる企業や投資家がいる一方、四半期ガイダンスを中止する企業は業績が悪化していることが多いと指摘する実証研究もある。
  4. 四半期ガイダンスの是非は、事業の成長性など企業の置かれた状況により異なる。長期的な視点を理由に四半期ガイダンスを中止する場合は、代わりに経営戦略の説明など、投資家に対する十分な情報提供が求められる。今般のGEのケースについては、EPS予想に代わる事業見通しの発表が投資家の理解を得られるかどうか注目される。

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