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資本市場クォータリー 2009年冬号
変化の兆しがみえる米国資金循環と今後の展望
−個人金融資産、MMF・CP市場の動向を中心に−
三宅 裕樹
要約
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  1. サブプライム・ローン問題に端を発する金融危機の深刻化は、米国個人金融資産の動向にも影響を及ぼしている。個人金融資産の残高は、2008年9月末まで、4四半期連続で減少した。特に2008年第3四半期の減少幅は2.1兆ドルと、戦後最大規模となった。
  2. 金融商品別の資金純流出入の状況をみると、(1)2008年上半期における株式での資金純流入、(2)投資信託における6年ぶりの資金純流出、(3)投資信託から流出した資金の一部のMMFへの流入、といった注目される動きがみられる。
  3. MMF市場においては、個人投資家などからの資金流入による残高の増加とともに、CP保有の減少、代わって財務省証券・GSE関連債券保有の増加、といったポートフォリオ運用の変化がみられる。
  4. これは、米国CP市場にも一定の影響を及ぼしたと考えられる。CP市場では、MMFなどが保有残高を減らしつつあった中で、リーマン・ショックを期にCP金利の対財務省証券スプレッドが急上昇する事態となった。FRBによる緊急対応により、現在では一応の落ち着きを取り戻している。
  5. 今後の注目点としては、(1)投資信託の資金純流入の動向、(2)MMFに流入した資金が次に向かう先、(3)CP市場への民間投資家の回帰の可能性、などが挙げられよう。

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