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資本市場クォータリー 2009年冬号
モルガン・スタンレーによる負債の買入消却(デット・バイバック)
岩谷 賢伸
要約
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  1. モルガン・スタンレーは、2008年度第4四半期に、信用リスクの高まりによって急激に開いたクレジット・スプレッドを利用して、積極的に市場から自社発行の社債などを簿価よりも相当低い価格で買入消却し、合計23億ドルもの償還差益を上げた。
  2. 同様の負債の買入消却は、他の金融機関や事業法人でも実施されている。特に、LBO後、依然として多くの負債を抱える企業の間で負債の買入消却は広がりつつある。
  3. 自社の本来の信用力に比して不当にクレジット・スプレッドが開いていると考える企業の経営者が負債の買入消却を行うのは、資産の効率的活用の観点からは十分検討に値する財務政策だと思われる。加えて、負債の買入消却には、財務レバレッジを下げる効果があり、格付けの改善につながる可能性もある。ただし、社債などを市場から買い付けるには、ある程度以上の発行残高と、流通市場での流動性が必要である。
  4. 投資家の立場からは、負債の時価評価や買入消却による利益が、投資先企業の収益の大宗を占めるような場合は、企業の信用悪化が本業に与える悪影響などに注意する必要があるだろう。

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