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資本市場クォータリー 2010年冬号
人民元国際化と中国の金融債券市場の整備
神宮 健
要約
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  1. 人民元を国際化する過程で、中国においても資本自由化は不可欠である。そして、資本自由化が進むにつれて、中国でも(1)金利自由化が進み、(2)公開市場操作を基本にした間接的なマクロコントロールへの移行が必要となると思われる。
  2. 厚みのある金融・債券市場の存在は、中央銀行の公開市場操作能力の向上の前提であり、資本流出入の影響を吸収する際も必要である。また、人民元を保有する外国投資家の人民元運用の場ともなる。
  3. 短期金融市場は、最近になり大きく拡大している。コール市場の急拡大は、市場参加者の拡大措置等によるところが大きい。一方、レポ取引や現物取引の最近の拡大には、銀行間債券市場の拡大、商品の多様化、マーケットメイカー制度の改善等がある。特に、中央銀行手形は短期金融市場の厚みに貢献している。
  4. 企業部門の債券市場での資金調達も増加している。2005年にCP、2007年に社債、2008年にMTNが発行されるようになり、市場金利による資金調達手段が増えている。
  5. 金利自由化が進めば、金利変動リスクに対するヘッジ手段の提供も必要になる。この面では、2005年の債券フォワードを皮切りに、2006年に金利スワップ、2007年に金利先渡取引が導入されている。
  6. 来るべき資本自由化と金利自由化にそなえて、当局は短期金融市場・債券市場の整備を急いでいる。依然として、イールドカーブが7日超のところでは、しっかりしていないなどの問題があるが、ここ数年間で、金融・債券市場が改善に向けて動いている点は見逃せない。

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