トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
野村資本市場クォータリー 2011年秋号
韓国資本市場統合法改正と収益多様化を目指す証券会社
林 宏美
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
  1. 韓国の規制当局である金融委員会(FSC)は、2011年7月26日、我が国の金融商品取引法等をモデルとした「韓国金融投資サービスおよび資本市場法((The Financial Investment Services and Capital Markets Act、FSCMA、略称:資本市場統合法)」の改正法案を公表した。
  2. FSCMA改正案の主な内容は、(1)自己資本3兆ウォン以上を有する大手証券会社を新たな「投資銀行」の区分として、通常の証券会社と区別し、新規業務への参入を容認する点、(2)少子高齢化を見据えた資産運用業の規制緩和、(3)代替取引システム(ATS)ひいては韓国取引所(KRX)以外の取引所の参入を新たに認める資本市場インフラの改革、(4)直接金融チャネルの多様化、(5)不正取引慣行に対する規制強化である。
  3. 改正法案が公表された背景には、国際金融ハブを目指す韓国が、自国の資本市場をグローバル・スタンダードに一段と近づけようとしている点を指摘出来る。改正法案の第2の柱「資本市場インフラの改革」におけるATSの導入は世界のトレンドへの対応とFSCは説明しているほか、第4の直接金融チャネルの多様化や、第5の不正取引慣行に対する規制強化もまた、韓国資本市場のさらなる環境整備と見ることが出来よう。
  4. もっとも、FSCMA改正法案を出す運びとなった最大の目的は、やはりグローバルな投資銀行と伍して競争できる大型の国内投資銀行の誕生を後押しすることである。当初のFSCMAでも同じ目的が掲げられているものの、これまでのところ成果が見えにくいことから、より一段の施策を講じることで、投資銀行の誕生を急ぎたい思惑がある。

譫励螳冗セ弱ョ莉悶ョ隲匁枚繧定ヲ九k 遐皮ゥカ蜩。邏ケ莉九∈

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.