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野村資本市場クォータリー 2011年夏号
バークレイズとドイツ銀行の米国持株会社構造の変更
神山 哲也
要約
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  1. バークレイズおよびドイツ銀行は、米国金融持株会社の傘下にある銀行を本国の親会社の直下に移し、当該米国金融持株会社の金融持株会社としてのステータスを放棄するという動きを見せている。この背景には、2015年7月からドッド・フランク法により、米国現地の金融持株会社と同様、外資系金融持株会社に対しても資本規制が持株会社レベルで適用されることがある。金融持株会社のステータスを放棄することで、この適用の回避を図ったものと見られる。
  2. しかし「システム上重要なノンバンク金融会社」に指定された場合、結局は、より高度な健全性規制に服することとなる。そのため、(1)金融持株会社のステータス放棄によるボルカー・ルールの回避、(2)米国内連結総資産の分散による「システム上重要な金融機関」に指名されることの回避、といった理由も考えられる。
  3. バークレイズを巡っては、英国の厳格な規制強化を嫌気してニューヨークへの本社移転も囁かれている。米国のボルカー・ルールも他国に類を見ない規制であるため、最終的には米英における規制環境を比較衡量した上で決定が下されるものと思われる。
  4. 金融規制強化が金融機関の組織構造にも影響を及ぼしつつある中で、今後、米国における他の外資系金融機関が同様の組織再編を行うか、また、そうした動向に対して米国政府・規制当局がどのような反応を示すかが注目される。

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