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野村資本市場クォータリー 2011年夏号
独自の低コスト戦略で台頭するディメンショナル
神山 哲也
要約
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  1. 米国資産運用会社ディメンショナル・ファンズ・アドバイザーズへの資金流入が継続している。ディメンショナルは、ケネス・フレンチやユジーン・ファーマなど同社に在籍する著名経済学者の理論に基づき、低コスト戦略と運用スタイルの遵守を投資意思決定からトレーディング、販売に至るまで徹底している。
  2. 運用スタイルの中核は小型株・バリュー運用であり、クォンツ手法を用いて行っている。これにより、個別銘柄選定のコストを省き、運用スタイルのドリフトを防止している。また、運用スタイルのドリフトを防止するべく、ポートフォリオの頻繁なリバランスも行っている。
  3. 低コスト戦略のもう一つの柱がトレーディングである。より有利な価格で売買できるよう、ポートフォリオ・マネージャーから送られる投資対象候補バスケットについて、どの銘柄をどのタイミングで執行するか、トレーダーに広範な裁量が与えられている。また、DMAの多用によっても、コスト低下を図っている。
  4. 個人投資家向けのファンドの販売では、フィナンシャル・アドバイザー(FA)経由に特化している。FAがディメンショナルのファンドを扱うには、FAがクォンツ運用の有効性を信じるか、といった観点から厳格な審査を受ける。一旦その審査を通過すれば、実務・理論の両面で手厚い支援が提供される。ディメンショナルはFAから絶大な支持を得ており、ある調査ではFAが好む運用会社ランキングで1位となっている。
  5. ディメンショナルの台頭は、低コストなプロダクトに対するニーズ、個人投資家の投資アドバイスに対するニーズの高まりといった米国資産運用業界の潮流を反映したものと見ることもでき、今後の同社の動向が注目される。

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