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野村資本市場クォータリー 2011年冬号
景気循環と連動する中国における株価循環
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関 志雄
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- 中国の証券市場は、長い間、上場企業の株の大半が政府によって保有され、流通が認められなかったため、投機色が強く、株価も経済のファンダメンタルズと無関係の動きを示していた。しかし、2005年に始まった非流通株改革をきっかけに、株価は、経済成長やインフレといったマクロ経済動向を反映し、株価循環は景気循環との連動性が見られるようになった。
- 実際、中国は2006年以降、二回にわたって、株価の上昇局面を経験したが、いずれも低インフレから始まり、高成長を経て、インフレの上昇を受けた形で終わった。現在、中国は高成長・高インフレという「過熱期」から低成長・高インフレという「スタグフレーション期」に差し掛かっており、当面、株価にとって不利な環境が続くと予想される。しかし、2011年の後半には、景気の減速を受けてインフレ率が低下するにつれて、金融緩和の余地が生じ、株価は再び上昇局面を迎えるだろう。
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