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野村資本市場クォータリー 2011年冬号
ブラジル最大の独立系投資銀行BTGパクチュアルに対する出資
林 宏美
要約
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  1. ブラジル最大の独立系投資銀行BTGパクチュアルは、2010年12月6日、シンガポール政府投資公社(GIC)や中国投資有限責任公司(CIC)といった国富ファンド、プライベート・エクイティのJ.C.フラワーズ、富裕ファミリーを含む、グローバルに展開する投資家コンソーシアムからの18億ドルの出資について合意した。BTGパクチュアルへの出資は、世界の名だたる投資家がブラジルを重要な投資先として位置づけはじめた証左と捉えることが出来よう。
  2. パートナーシップ形態を維持するBTGパクチュアルは、今回取得する資金を用いて、中核ビジネスである投資銀行業務、資産運用業務、ウェルス・マネジメント業務を内外で拡充させたい方針である。今日のBTGパクチュアルの業容はほぼブラジルにターゲットを絞っているが、ラテン・アメリカ全域における投資銀行プラットフォームの構築がBTGパクチュアルの今後の最重要課題として掲げられている。
  3. ブラジルで投資銀行業務や資産運用業務への進出および強化を図る動きは、内外の金融機関で見られる。2009年に同国の投資銀行業務から撤退していたUBS、2009年に設立され、M&A財務アドバイザーとしてプレゼンスを確立しつつあるBRパートナーズ、オルターナティブ投資にほぼ特化したブラジルの運用会社ガヴェア・インベストメントなどが代表的な例として挙げられる。
  4. ブラジルひいてはラテン・アメリカでは、グローバルな金融機関が高成長新興国での業務を強化する動きと相俟って、内外の投資銀行間の競争が激化している状況がある。こうしたなかで、BTGパクチュアルの今後の動向は、ラテン・アメリカに本拠地を置くグローバルな金融機関のビジネス・モデルを占ううえで目が離せない。

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