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野村資本市場クォータリー 2012年秋号
中国における年金改革−高齢化社会の到来に備えて−
関 志雄
要約
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  1. 人口の高齢化が急速に進んでいる中国では、年金制度の整備が急務となっている。現在、中国の公的年金制度には、従来の「都市従業者基本年金」、「公務員年金」、「農村年金」に加え、試行中の制度として、「都市住民社会年金」と「新型農村社会年金」がある。また、国民皆年金制度の確立を目指して、政府は2009年に農村住民を対象とする「新型農村社会年金」を、また、2011年には「都市従業者基本年金」の加入条件を満たしていない都市部の住民を対象とする「都市住民社会年金」の一部の地域における試行(実験的実施)をスタートさせ、2012年中に実施の対象地域を全国範囲に拡大することを目指している。
  2. しかし、年金の加入率は未だ低い上、並存しているいくつかの年金制度間の給付水準の差が極めて大きい。また、各年金制度の管理運営が各地の地方政府に委ねられているため、都市間における年金基金の移動はできないという問題が生じている。さらに、今後、高齢化のペースが加速し、長寿化も進むにつれて、保険金を支払う世代の人数が減る一方で、給付を受ける世代の人数が増えることになり、給付のための資金を確保することは難しくなる。これらの問題を解決しながら、年金制度を整備していくことは、「調和の取れた社会」の実現を目指す中国にとって、まさに避けて通れない課題である。

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