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野村資本市場クォータリー 2012年秋号
アセアン域内の金融ビジネスネットワーク構築を狙うマレーシアのCIMBグループ
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門前 太作
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- 財政危機の帰趨が見えず、欧米金融機関がアジア事業を縮小する動きが広がる中、アセアンのトップ銀行の間では国内市場を飛び出してアセアン全域、ひいては他の地域にも進出を図る動きが広がっている。この潮流の中心に位置する銀行の一つがマレーシアの大手金融機関CIMBグループである。
- CIMBの海外展開を促進する要因として、(1)国内経済成長の鈍化と国内企業の海外進出、(2)伝統的な商業銀行分野での厳しい国内競争環境、(3)投資銀行とイスラム金融ビジネスの成長に不可欠なアセアンでのネットワーク確立、(4)欧州金融機関のプレゼンス低下、(5)アセアン戦略を強化するライバル行の存在、等が指摘できる。
- 今後形成されるアセアン経済共同体を契機に、さらなる経済の発展とそれに伴う域内の資本移動が活発化すれば、CIMBのようなアセアンの金融機関にとっては大きな商機が広がるだろう。
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