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野村資本市場クォータリー 2012年夏号
回復に向かう湾岸諸国のスクーク市場とイスラム銀行
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新井 サイマ
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- 米欧の金融危機とドバイショックの影響やシャリア適格性に対する疑義の提起などの要因で落ち込みを見せていたGCC(Gulf Cooperation Council、湾岸協力会議)のスクーク市場は、2010年代に入って回復の兆しをみせており、2011年の域内年間スクーク発行額は過去最高となった。
- 回復の背景には、デフォルトに陥ったスクークのリストラの経験、欧州投資家によるスクーク投資額の増加、サウジアラビアやUAEでみられたソブリン・スクークの発行などがあげられる。
- GCC諸国のスクークの主要投資家層であるイスラム銀行の総資産や預金量が2010年代に入り増加していることに加え、多額のインフラ建設案件の資金調達や償還を迎えるスクークのリファイナンスなどにより、発行額は更に増加すると期待される。また、GCCの中でスクーク市場整備が遅れていた国の政策的な取り組みも注目されよう。
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