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野村資本市場クォータリー 2013年夏号
制度面から見た英国ISAの拡大と我が国への示唆
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神山 哲也、田中 健太郎
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- 英国におけるISAは、我が国NISAのモデルとなった制度である。株式や投信の配当・譲渡益等が非課税となる他、同一非課税枠内で投資商品を乗り換えることも認められるなど柔軟な制度設計となっており、若年層も含めて英国民の間で広く普及している。
- ISAの残高は3,909億ポンド、口座保有者数は2,435万人となっており、英国納税者の7割が口座を保有している。また、投資商品の乗り換えが認められているものの、ISA内の投信はISA外の投信より保有期間が長く、長期投資の手段として使われていることが伺える。
- ISA拡大の要因として、積極的な制度改正が挙げられる。特に2007年には、時限措置であったISAの恒久措置化および上限引上げが発表され、その後もインフレ連動で上限が引き上げられることになった。こうした制度改正を受けてISAの拡大が加速化した事実がある。
- 我が国においても、普及状況を見て制度改正するのではなく、制度改正によってNISAの普及加速化を図るということも考えられよう。その際には、恒久措置化や上限引上げ、同一非課税枠内での投資商品の乗り換えの容認といったことが検討に値しよう。
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