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野村資本市場クォータリー 2014年春号
英国確定拠出型企業年金における自動化の取り組み−加入率の向上と運用の効率化に向けて−
神山 哲也
要約
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  1. 英国では、国民の長期的な資産形成を支援することが重要な課題となっている。そこで、政策として採用されたのが、確定拠出型企業年金における「自動化」を通じた加入率の向上と運用の効率化である。
  2. まず、2012年に自動加入制度が導入された。これは、従業員へ年金プランを提供することを雇用主に義務付けるものであり、自発的な貯蓄を促進しようとする従来の政策から一歩踏み込んだものと言えよう。
  3. 自動加入に対応できない中小・零細企業向けには、確定拠出型年金を提供するNESTが創設された。加入者は、加入時に半ば強制的にデフォルト・オプションに投資することとなり、デフォルト・オプションでは、自動的に低リスク運用にシフトしていくターゲット・デート・ファンドが設定されている。ターゲット・デート・ファンドでは、初期にリスクを抑えた後にリスク水準を上げ、退職に向かってリスク水準を落としていくグライド・パス(ファンドの資産配分の変更の推移)が採用されている。
  4. NEST外の英国確定拠出型企業年金においても、デフォルト・オプションとして、退職日に向けて資産配分が自動的に低リスク運用にシフトしていく「ライフスタイル戦略」が一般化している。そのグライド・パスでは、一貫してリスク水準を高位に保ち、退職直前期に急速にリスク水準を落としていく形が多く採用されている。
  5. 我が国において、職域年金のカバレッジが低下し、確定拠出年金において長期の資産形成に適した資産運用が実現できていない中、英国における自動化の取り組みは、参考になるものと思われる。

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