東京都の舛添知事は、2014年7月11日に「東京国際金融センター構想に向けた取組」を公表した。東京オリンピック・パラリンピックの2020年の招致が決定し、東京への世界の注目が大いに集まろうとしている中で、経済の血液である金融分野に焦点を当てて東京が国際金融センターになることを目指す構想である。世界中から資金と人材と情報を東京に呼び込み、東京を国内外の必要な分野に資金を供給する拠点とすることを目標としている。