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野村資本市場クォータリー 2015年秋号
インダストリー4.0とドイツの産官学連携クラスター
林 宏美、ラクマン べディ グンタ
要約
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  1. ドイツ政府は現在、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)および同連邦経済技術省(BMWi)の主導のもと、第4次産業革命を意味するインダストリー4.0を産官学共同戦略として推進している。
  2. ドイツがインダストリー4.0を、国をあげた総力戦で推し進めようとしている背景には、経済のデジタル化が進展するなかで、ドイツがモノづくり、すなわち製造業を重視するスタンスを変えないのであれば、グローバルな競争に対抗出来る力を持ち続けるためには、製造業のイノベーションが不可欠、と捉えている点がある。イノベーションによる新たなテクノロジーの開発や新商品の導入を行う潜在性という観点では、大企業のみならず、中小企業がきわめて重要な役割を果たしている。しかしながら、ドイツの中小企業の大多数が従業員9人以下であるため、中小企業が個別にインダストリー4.0への対応をするのは困難である。
  3. こうした状況下、中小企業を支援し、イノベーションを促進することを目指す施策の一つとして、連邦・州政府が軸足を置いているのが、企業や政府、研究機関が連携する産官学連携クラスターである。連邦政府は、各州に様々あるクラスターの円滑な運営を側面から支援する「ゴー・クラスター・プログラム」や、イノベーションが不足する傾向にあるドイツ東部地域の底上げを目指した、「アントレプレヌーリアル・リージョン」等の施策を行っている。そうした施策にインダストリー4.0への対応をするものとして、「先端クラスター・プログラム」や中小企業のデジタル化にターゲットを絞った「ミッテルシュタント4.0−デジタルプロセスと作業過程」支援プログラム等が追加されている。
  4. インダストリー4.0をめぐるドイツの産業政策は、製造業において重要な役割を担う中小企業が各地域に分散しているドイツ国内の企業立地の事情に合致した施策と言え、地方創生が大きな課題である日本にとっても、参考となろう。

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