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野村資本市場クォータリー 2017年夏号
外資系運用会社による中国の私募基金業界への進出の動き
関根 栄一
要約
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  1. フィデリティは2017年5月4日、外資系の私募証券投資基金管理会社として初めて、中国証券投資基金業協会(基金業協会)への商品登録を行った。同じ米国運用会社のUBSアセット・マネジメントやバンガードにも中国国内での私募証券投資基金業務に参入の動きがある。
  2. 中国の私募基金業界は、自主規制団体である基金業協会への基金管理人と商品の登録を通じて運営されている。私募証券投資基金業務への外資参入についても、基金業協会は自主規制を公布している。外資が組成する同基金も、他の私募基金同様、200名以下の適格投資家が販売対象となる。
  3. 基金業協会に登録された私募証券投資基金の基金管理人は、2016年12月末時点で7,781社に達しているものの、前年比で3,184社減少した。これは、基金業協会のコンプライアンス強化により、自主規制を遵守していない基金管理人の登録を取り消しているためである。私募証券投資基金市場の競争も激化している。
  4. それでも、外資系運用会社が中国の私募証券投資基金業務に参入するのは、3年間の経営実績があれば、外資100%出資という形で経営の自由度を保ったまま、公募基金ライセンスの申請が出来るからである。外資系運用会社の私募証券投資基金業務への参入は、米国及び英国の両政府が中国政府に二国間協議の場で求めてきたものである。
  5. 公募基金は、中国でも少子高齢化が進む中で、個人の資産形成に向けた商品として、金融当局も重視している市場である。今後、これらの米国運用会社3社、特に私募基金業界に新規参入するフィデリティとバンガードがどのように私募証券投資基金業務を展開していくのか、引き続きその動向が注目される。

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