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野村資本市場クォータリー 2018年春号
ESG債市場の概況と今後の課題
江夏 あかね
要約
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  1. 金融市場では近年、グリーンボンドを始めとした環境、社会及びガバナンス(ESG)に関連する債券に対する注目が高まっている。ESG債自体を明確に定義したものはないが、2018年2月末現在、原則・ガイドラインが存在するESG債は、グリーンボンド、ソーシャルボンド及びサステナビリティボンドの3種類とみられる。
  2. ESG債の発行の状況を見ると、2000年代後半から発行額が増加し、当初は国際機関が発行体の中心だったものの、2012年頃から地方公共団体、事業会社、金融機関等による発行も相次ぐようになり、発行体セクターの多様化が進んでいる。投資家についても、大手機関投資家、ESGや社会的責任投資(SRI)の専門投資家から個人まで、拡大している。
  3. ドル建て及びユーロ建てのグリーンボンドの場合、近年の投資需要の高まりを受けて、発行市場においてマーケティング開始時の当初想定よりもタイトな水準での条件決定や超過需要等の傾向も散見される状況となっている。また、流通市場では、多くの銘柄でスプレッドの安定性維持といったメリットを享受している。
  4. ESG債市場発展に向けた課題をめぐっては、今後も様々な角度から議論が進むと思われるが、既に指摘されているものとしては、(1)ガイドライン等の標準化、(2)データ・事例等の蓄積、が挙げられる。ESG債市場は現在、黎明期であり、課題もあるものの、市場関係者による課題解消に向けた取組みも行われており、今後の発展が注目される。

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