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野村資本市場クォータリー 2018年冬号
英国リテール投信におけるパフォーマンス手数料を巡る動向
神山 哲也、富永 悠
要約
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  1. 英国では、リテール向けの投資信託においてパフォーマンス手数料を導入する動きが出てきている。背景としては、アクティブ運用ファンドがインデックス・ファンドより高い手数料を正当化できるほど、ベンチマークをアウト・パフォームしているのか、という規制当局・投資家の厳しい見方がある。
  2. パフォーマンス手数料を採用する英国資産運用会社の手数料体系は、年間運用報酬(AMC)とベンチマーク超過分の一定割合を徴収するという一般的なパフォーマンス手数料に独自の工夫を加えたものとなっている。例えば、ベースラインAMCを引き下げつつ、アンダー・パフォーム時にAMCを低下させる、AMCはゼロでアンダー・パフォーム時の払い戻しメカニズムを採用する、AMCは一定の運用資産残高まででそれ以上はパフォーマンス手数料を賦課するなどである。
  3. パフォーマンス手数料のメリットは、資産運用会社と投資家の利害を一致させられることであるが、一方で、ベンチマークが資産運用会社にとってアウト・パフォームしやすいものに設定されることがある、AMCにパフォーマンス手数料を加えると総手数料が高くなりすぎる、など様々な批判もある。
  4. 英国ウェルス・マネジメントで一般的な一任契約に基づくポートフォリオ運用とパフォーマンス手数料は、必ずしも親和性が高いとは言えないが、アドバイザーによる推奨やオンラインでの投資においては、パフォーマンス手数料を採用する投資信託は投資家にとって魅力的な選択肢になり得る。今後、日本のリテール投信においても議論が本格化する可能性も考えられ、英国資産運用会社の取り組みは参考になるものとなろう。

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