トップページへEnglish中文よくあるご質問お問合せサイトマップ野村グループ
野村資本市場研究所
サイト内を検索
研究レポート統計・データ出版物のご紹介研究員のご紹介会社情報

[PDF] バックナンバー一覧
資本市場クォータリー 2002年冬号
ユーロネクストによるLIFFE買収
落合 大輔
要約
[PDF] 全文PDFダウンロード
1. 2001年10月29日、ロンドン国際金融先物取引所(以下LIFFE)は、ユーロネクストからの買収提案を受け入れることを発表した。LIFFEは、ユーロネクストに加え、ロンドン証券取引所とドイツ取引所から買収提案を受けていた。ユーロネクストは、LIFFEの発行済み株式を1株当たり18.25ポンドで、全額現金で買い取る。

2. ユーロネクストとLIFFEを合わせると、ユーレックスと並ぶ世界最大規模の派生商品取引所となる。派生商品取引所として単独での生き残りは難しいと考えていたLIFFEと、派生商品取引の強化や、ロンドンでのプレゼンスの拡大を望むユーロネクストの狙いが合致した。また、ユーロネクストにとっては、ロンドン証券取引所によるLIFFE買収を阻止するということも、重要な狙いだったと思われる。

3. ロンドン証券取引所は、3者の中で一番先にLIFFEに買収を提案し、一部株式交換を含む条件だったものの、時価で換算すればユーロネクストよりも高い買収価格を提示していただけに、LIFFEがユーロネクストを選んだことは、堂取引所にとって大きなショックだった。派生商品取引の取扱いに加え、取引システムの販売など、業務範囲を広げるチャンスを失い、ロンドン証券取引所の取りうる戦略の選択肢は大幅に狭まった。

落合 大輔の他の論文を見る    

PDF繝輔ぃ繧、繝ォ繧定。ィ遉コ縺輔○繧九◆繧√↓縺ッ縲√励Λ繧ー繧、繝ウ縺ィ縺励※Adobe Reader縺悟ソ隕√〒縺吶
縺頑戟縺。縺ァ縺ェ縺譁ケ縺ッ蜈医↓繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝峨@縺ヲ縺上□縺輔>縲
Adobe Reader 繝繧ヲ繝ウ繝ュ繝シ繝


このページの先頭へ
ご利用にあたって個人情報保護方針 COPYRIGHT(C) NOMURA INSTITUTE OF CAPITAL MARKETS RESEARCH, ALL RIGHTS RESERVED.