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資本市場クォータリー 2006年夏号
SECのヘッジファンド規則に対する無効判決
大崎 貞和
要約
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  1. アメリカの連邦控訴裁判所は、2004年12月に制定されたヘッジファンドに対する登録規制を定めたSEC規則が法律の規定を恣意的に解釈したものであり無効だとする判決を下した。


  2. 無効とされた規則は、アメリカ国内に15人以上の「顧客」を有する投資顧問業者に対してSECの登録を受けるよう義務づけた法律の規定を15人以上の最終投資家を擁するファンドの運用者に対して適用するというものである。


  3. 裁判所は、ファンドの運用者(投資顧問業者)にとっての「顧客」とはファンドそのものであり、ファンドへの投資家を指すものではないとした。法律にいう「顧客」概念が不明確であるとか、ヘッジファンドを登録規制の下に置くことは法律の目的に照らして必要であるといったSECの議論をことごとく退けた。


  4. 今回の判決により、ヘッジファンドに対する規制の強化を図るSECは後退を強いられることになった。規則の根拠となった法律改正の可能性を含め、SECや議会の今後の対応が注目される。

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