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資本市場クォータリー 2007年夏号
上場を果たしたブラックストーン
岩谷 賢伸
要約
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  1. 2007年6月22日、米国大手プライベート・エクイティ・ファームのブラックストーンが、ニューヨーク証券取引所に上場し、合計77.5億ドル(9300億円)を調達した。
  2. 上場で獲得する永久資本の柔軟な活用、収益源多様化のための戦略的M&A、株式型報酬の活用による優秀な人材の確保、パートナー持分の現金化と事業承継などが上場の狙いである。
  3. ブラックストーンは、パートナーシップ形態での上場を選択したことにより、法人課税を免除されたり、創業パートナーに権限を集中したり、取引所のガバナンス規制を回避したりしている。
  4. ブラックストーンの上場を契機として、PEファームの税制が問題視され、上院には上場PEファームに法人課税免除を適用しない法案が、下院にはPEファーム等のファンド・マネージャーに対する成功報酬を総合課税の対象とする法案がそれぞれ提出された。
  5. 創業パートナーの独裁を許す同社の組織構造は、コーポレート・ガバナンスの面では脆弱で、投資家は留意が必要である。
  6. 同社のケースで、パートナーシップ形態での上場がSECのお墨付きを得たことから、今後、大手のPEファームの上場が続く可能性がある。PEファームの上場が相次げば、公開市場において一つのセクターを形成し、競争は更に激しくなる。その結果、中小以下のPEファームは淘汰され、業界の寡占化が進む可能性がある。

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