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資本市場クォータリー 2008年秋号
拡大するドイツの個人投資家向けストラクチャード・プロダクト市場
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齋田 温子
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- ドイツで個人投資家向けストラクチャード・プロダクト(Structured Products、以下SP)市場が急成長している。2007年の新規発行額は580億ユーロ(約9.7兆円)、新規発行本数は16万本を超え、いまやドイツは欧州最大の個人投資家向けSP市場である。
- 個人投資家向けSPの発行形態は国により様々だが、ドイツ市場では、「サーティフィケート」と呼ばれる商品が大半を占めている。サーティフィケートの主な発行金融機関は、ドイツ銀行、コメルツ銀行、BNPパリバ、UBS、HSBC、シティグループ等である。
- サーティフィケートを中心とする個人投資家向けSPの取引形態は、相対取引、オンライン・バンクが提供する取引プラットフォームでの取引及び国内の証券取引所が運営する「自由市場」での取引である。
- サーティフィケートには指数連動型をはじめ、様々な種類があるが、現在は元本保証等の機能を付加した商品が主流である。2007年後半以降は、金融市場の混乱を背景に、参照資産が原油や商品へと多様化する傾向にある。また、投資信託を発行形態としたSPも発行されるようになっている。今後も、ドイツの個人投資家向けSP市場は、金融市場の動向に応じイノベーションが繰り返されると思われる。
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