「サステナブルファイナンス3.0研究会」活動報告

日本においてコーポレートガバナンス(企業統治)改革の進展やSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが浸透する中、来るべき「新しい時代」における経済社会の枠組みは現在と大きく変化すると想定されます。こうした状況を鑑み、野村資本市場研究所は学識者と実務経験者等で構成される「サステナブルファイナンス3.0研究会」(座長:加藤晃 東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻教授、以下「本研究会」)を設立いたしました。本研究会では、「今後のサステナブルファイナンスの課題および企業価値評価」、「非財務情報の可視化」、「資本主義の非物質化・脱炭素化と経済成長」など「新しい時代」を考えるために幅広いテーマを取り上げ、各テーマに内在する論点や課題について、2021年9月から2022年3月まで7回にわたり議論を重ねました。そして、この度、本研究会での研究報告や議論の内容、その後の状況変化などを踏まえた活動報告をまとめました。