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資本市場クォータリー 2008年春号
インドにおけるプライベート・エクイティ市場の現状
神山 哲也
要約
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  1. インドのプライベート・エクイティ(PE)投資額は、2006年に2000年の7倍に当たる75億ドルに達し、過去最高となった。この成長を牽引しているのは、若年層を中心とする人口動態と国民の所得水準の向上に基づくインド経済の成長である。
  2. 近年のインド経済は、情報技術(IT)等サービス業を中心に発展してきたが、2000年以降は製造業の発展も見られる。これを受け、PEの投資対象セクターも、IT中心から、中間所得層を対象とした様々な業種や、需要増が期待されるインフラ関連業種へと広がっている。
  3. インドにおけるPE投資の大部分は、グロース・キャピタル投資となっている。これは、インドで今後最も成長が期待される製造業や消費者関連業種の多くがグロース・ステージにあることの表れと見ることが出来よう。
  4. 近年のインドでは、ブラックストーンやKKRなど大手外資系PEファームによるバイアウトも増加する兆しを見せている。この背景には、欧米PE市場が飽和しつつある中、欧米機関投資家がインドを始めとするアジアに新たな投資機会を求めていることがある。
  5. バリュエーションの高騰や税制変更の可能性など、インドPE市場の逆風を指摘する向きもあるが、人口動態や所得水準の向上などの基礎的条件に変わりはなく、長期的にはインドの経済成長及びそれに基づくPE市場の拡大は続くものと思われる。
  6. 我が国投資家が上記投資機会のメリットを享受するには、現地の事情に精通したゲートキーパーのアドバイスを得たり、複数のPEファンドに投資するファンド・オブ・PEファンズに投資するなど、第三者の専門性を活用することが有効であろう。

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