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野村資本市場クォータリー 2010年夏号
新たな展開を見せる金融危機後のSWF
神山 哲也
要約
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  1. 中東やアジアの政府系ファンド(SWF)は、金融危機時の欧米金融機関への相次ぐ出資で一躍グローバル資本市場の新たな主要投資家としての地位を確立した。しかしその後、SWFによる海外投資は、暫くのあいだ鳴りを潜めるかたちになった。
  2. その間、SWFは徐々に欧米金融機関への出資のエグジットを図ってきた。損失を計上したり訴訟にまで発展した投資案件も多かったが、クウェート投資庁とGICによるシティグループへの出資、カタール投資庁によるバークレイズへの出資など、収益を計上したものもあった。
  3. 2009年後半以降は、一部のSWFの間で海外投資を再び活発化させる動きが見られる。例えばテマセックはアジア、特に中国への投資を拡大しており、中国のSWFである中国投資有限責任公司は海外の資源・エネルギー部門への投資に注力している。カタール投資庁は明確な傾向は見られないが、フォルクスワーゲンやハロッズなど有名ブランドへの投資を志向している模様である。
  4. 世界のSWFの資産規模は4兆ドルに満たないものの、中国農業銀行のIPOで複数のSWFが戦略投資家として参加する事例にもあるように、リスク許容度の高い長期投資家としてSWFに期待する向きもある。今後のSWFによる海外投資の動向が注目される。

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