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野村資本市場クォータリー 2015年春号
海外投資家の注目が高まるインドの債券市場
北野 陽平
要約
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  1. 2014年5月のモディ政権発足以降、インドでは積極的な経済改革が進められており、同国の動向はアジアの中で特に注目を集めている。そうした中で、海外投資家のインド向け証券投資額は大幅に増加しており、2014年度の投資額(ネットベース)は過去最高水準となった。牽引役は債券投資の拡大である。
  2. 海外投資家のインド債券への投資が拡大している主な要因として、モディ政権下での経済成長への期待や原油価格の下落等に伴う同国のファンダメンタルズの改善が挙げられるが、海外投資家に関する制度整備も注目される。従来、外国機関投資家(FII)、FIIサブアカウント、適格外国投資家(QFI)の3つに分かれていた投資家区分が外国ポートフォリオ投資家(FPI)に統一され、制度の効率化が図られたことで、海外投資家のインド債券市場へのアクセス向上につながった。
  3. また、モディ政権が注力している政策の一つとしてインフラ投資の拡大が掲げられており、国内の膨大なインフラ投資需要に対応するため、債券の有効活用に向けた取組みが進められている。例えば、インフラ向け債券の発行を促進するための商業銀行の規制緩和であり、具体的にはインフラ向け債券に対する銀行の部分保証の供与や銀行による長期インフラ向け債券の発行及び投資が認められるようになった。
  4. 昨今、日本の投資家によるインド債券への投資は拡大しているものの、外貨建て債券投資残高に占めるルピー建て債券投資残高の割合は僅かであり、また欧米の投資家と比べると投資額はまだ小さい。しかしながら、日本とインドとの二国間金融協力の一環として、両国間のクロスボーダーでの証券投資の促進に向けた議論が行われており、今後、日本からのインド債券への投資が更に拡大することが期待されよう。

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