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資本市場クォータリー 2005年秋号
主たる企業年金となった米国401(k)プランの課題と対応
−「自動化」の試み−
野村 亜紀子
要約
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1. 米国の401(k)プランは、すでに主たる企業年金の地位にあるが、それゆえに、加入率の向上、適切な拠出率の設定、運用への継続的なコミットメントを従業員からいかに確保するかといった課題に直面している。

2. そのような中で、話題となっているのが、401(k)プランの「自動化」である。自動化とは、一般に、従業員が非加入を選択しない限り自動的にプランに加入するという「自動加入」、拠出率が自動的に引き上げられる「拠出率の自動引き上げ」、ライフサイクル型ファンドなど「長期のリターンが期待できるデフォルト商品の設定」から成る。

3. 自動化の普及促進に向けた環境整備も始まっている。2005年4月には、自動化に関する条項を導入する法改正案が議会に提出された。また、低中所得層の従業員は、自動化の導入により所得代替率が大幅に上昇するという試算も提示されている。

4. わが国では、確定拠出年金の導入を契機に、退職資産形成における自己責任、自助努力の考え方がようやく取り入れられ始めたところである。そのような日米の違いはあるものの、デフォルト商品への投資では十分な退職資産形成が見込めないなど、共通の悩みもある。米国401(k)プランの自動化の動向は念頭に置いておく必要があろう。

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