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資本市場クォータリー 2005年夏号
米国の富裕層と財団:オルタナティブ投資に対する見方
関 雄太
要約
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1. 世界の富裕層個人投資家に関する調査「ワールド・ウェルス・レポート2005」によれば、2004年時点の全世界の富裕層人口は2003年から7.3%増加して推計830万人となり、その推計保有資産の総額は2003年から8.2%増の30.8兆ドルに達した。北米の富裕層人口が欧州を抜き、今後も高い資産成長率が見込まれている。

2. 富裕層個人の金融資産において、プライベート・エクイティ、ヘッジファンドなどオルタナティブ投資(代替投資)の比重が徐々に高まっており、2004年時点で14%に達したと推計される。ただし、フィナンシャル・アドバイザーの間では、ヘッジファンドの急速な拡大に対しては警戒感もでてきている。

3. 財団法人・慈善信託の2004年運用状況を調べた「コモンファンド・ベンチマーク・スタディ」によれば、米国の非営利団体のアセットアロケーションにおけるオルタナティブ投資は前年の14%から18%に上昇した。この増加を牽引しているのはヘッジファンドであり、根強い人気がある。

4. 日本の富裕層個人や財団・非営利団体においても、オルタナティブ投資が普及しはじめていると思われるが、米国の投資家の間でヘッジファンドに求める価値が変化をみせていること、またオルタナティブ投資資産の中での「分散化」や「調整」が意識されていることなどは、注目しておくべきであろう。

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