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野村資本市場クォータリー 2011年春号
確定拠出年金の災害時特別引出及び災害時特別融資の導入
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野村 亜紀子、谷野 琢治
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- 確定拠出年金は、老後のための資金という理由で税制優遇を受けている。60歳到達前の早期引出は厳しく制限されており、原則として加入者の死亡時、障害時などとされている。
- 2011年3月11日に発生した東日本大震災後の、被災者の生活立て直しのために、確定拠出年金に「災害時特別引出」及び「災害時特別融資」の制度を導入することを提言する。
- 災害時特別引出は、被災者が確定拠出年金の個人勘定資産を、一時的に引き出すことを認める制度である。災害時特別融資は、被災者が確定拠出年金の個人勘定資産に見合う融資を受けられるようにする制度である。
- 2010年3月時点で、企業型確定拠出年金加入者の個人勘定資産は、平均約125万円だった。被災者の生活立て直し資金としては十分に意味のある金額である。確定拠出年金は中小企業にも導入されている。早急に制度改正を行い、復興の一助とすべきであろう。
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